こんにちは。GOGOマッキーです。


今日は下の写真のサンプル品を持って出かけてきました。



つい最近、新たにお問い合わせを頂いた企業にお伺いしたのです。

ステンレスのt=2.0。レーザーカット品です。

材質も板厚もレーザーカットもうちではよく加工している部類です。

また、このサンプルに特にここがスゴイと言うような技術はありません。

そして、６枚ありますが、寸法や形状は全て同じです。



でも、６枚で６種類。


これは、レーザーカットの工法による仕上がりの違いと

切断面のエッジ除去処理の程度の違いを見て頂くためです。


カットの工法は２種類。イージーカットとクリーンカット。

エッジの除去処理は３種類。処理の程度は少・中・多となっています。

よって、カット２ × エッジ処理３ ＝ ６種類です。


ちなみに６種それぞれの写真も今回のブログにアップしようと思い撮ったのですが、
写真で見てしまうと、ほとんど違いが分かりません。

現物をしっかり見たり、触ってみないとその違いは分からないのです。


そして、その６種類の中から要求品質に合った最適なモノを選んでもらうのです。

実際に手に取ってよく見ていただきました。


「これで行きましょう！」


言葉や文字、写真では伝わらない触感。サンプルだからこそ、すぐに結論が出ました。


あとは価格さえ合えば・・・・、これからが楽しみです。


 

こんにちは。GOGOマッキーです。


今日は久しぶりの大雨に見舞われました。バシャバシャと一日中です。

雨が降るとうちの生産や作業にとって良い点は全くありません。


普段は屋外に置いてあるパレットや金型を工場内に収めます。

当然、作業エリア内にもそれらが入り込んでくるので、生産活動にも影響を及ぼします。

また、製品の出荷のためにトラックへ積載する時や材料の運搬にもその都度、雨除け対策をしなくてはなりません。

フォークでの運搬は滑りやすいですし、視界も悪いし、製品・材料・金型は濡らしてはいけないのに運転者は濡れます。


と、かなりの愚痴っぽくなってしまいましたが、

今日は私自身が現場作業をしていたからです・・・。



さて、前回のブログで書かせて頂いたＩ倉くん。

今日も同じ製品のレーザーカット加工とその後処理をしていました。

しかし、この前とは様子が少し違います。


「シャカ、シャカ、シャカ・・・・」から、

「スパっ！」に変わってました。

音だけで分かりづらい表現ですが、とても早くなりました。


まずはスパッタやドロスがなるべく発生しないような加工条件に変更したこと。

そして、仮に発生したとしても簡単に除去できるような方法を見つけ出したのです。


Ｉ倉くんお得意の「マッキーさん。バッチリです！」が聞けました。


どうやら生み出せたようです。


 

こんにちは。GOGOマッキーです。


今日、ブランキング工程を歩いているとこんな光景が。



何やら手作業しています。
「シャカ、シャカ、シャカ・・・・」との音が・・・




紙ヤスリで何かを削っています。

どうやらレーザーカットした際に製品に付着してしまったスパッタを除去しているようです。



写真左が除去前、右は除去後。

製品サイズは14ミリと極小。注文数1500個の製品。その全数のスパッタを除去をしています。




この作業をしてるのはレーザーマシンのオペレーターＩ倉くんです。

・・・でも、並大抵の根性ではできません。Ｉ倉くん。



さて、この製品はリピート注文品でした。

生産性を少しでも向上させようと同じレーザーカットでも若干、工法を変更したのです。


そしたら、今日のような結果に・・・・。

余計に工数が掛かってしまったようです。


がんばれ。Ｉ倉くん。


「生産性を向上させたい」という前向きな姿勢と、その除去作業中にもしっかりと自動機で別の製品をレーザーカットしてること。
そして、1500個に負けない強い根性は買います。



でも、次はもう少し良い方法があるかも・・・。

 

こんにちは。GOGOマッキーです。


先日、３年ほど前からお付き合いのある
車のパーツやアクセサリーの開発・販売をされているメーカーから、
新商品が発売されました。

「スマートフォンホルダー typ2」

もちろん、うちで加工された部品も多く使用されています。

用途はスマホを車内で固定するためのホルダーです。

また、この商品に見覚えがある方もいらっしゃるかもしれませんが、
「typ1」は加工事例集の方にアップさせて頂いています。

この度、バージョンアップして新たに「typ2」の発売となりました。


車に関して素人の私から見ても一目でカッコイイと思い、さっそく１個購入させてもらいました！

（興味を持たれた方は、楽天で売ってます。→こちらからどうぞ）



うちは機械やマシンの内部部品や工業系の部品の加工の比率が高いので、

こういった装飾アクセサリーパーツとして商品化されると、また違ったうれしさがあります。


いつかは自社商品・ブランドも持てればいいなぁ。・・・・私のちょっとした夢です。

 

こんにちは。GOGOマッキーです。


今日は久しぶりに、うちの会社のトップとＳ部長と私という３名で出かけてきました。

先日、知り合いの方にご紹介して頂いたある企業にお伺いしたのですが、

食品関係の工場の製造機械の設計・製造・販売をされています。

特に棒付きのアイス製造工場の製造ラインの機械をメインでやられているようです。


ちなみにその製造ラインを作っているのは日本で唯一、今日お伺いした企業だけです。

だから、普段、私たちが口にしている〇リ〇リ君やホーム〇ンバーなども
その機械により製造されているのです。


他に競合する会社がないから、さぞかしオイシイ商売かと思ってしまうところです。

しかしながら、１つのラインを作り上げるためには、

板金加工はもちろん、その他の金属加工、樹脂部品加工、電気関係・・・、

様々な分野の知識が必要となります。そして、それを具現化するための技術力が必要となります。


今日は工場も少し見せて頂いたのですが、特にプレスやベンダー、溶接の設備が最新式や高価なものではありません。

ほぼ手作業、職人の技術力で作り上げていることが分かりました。


競合相手がいないのは簡単には真似が出来ないからかもしれません。